
| ソーセージの起源 |
「ソーセージという食べ物はどこで生まれたのでしょうか?」
という質問に答えられる人は少ないと思います。みなさんなら、なんて答えますか?
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「ドイツ」と答えた人はかなりイイ線です。
ソーセージといえばドイツが本場であることは間違いありません。そして、現在日本で売られている本格ソーセージは、
すべてドイツ風に造ってあります。
でも正解とはいえません。
「アメリカ」と答えた人も間違いとは言い切れません。だって、外国のものは何でも最初はアメリカからやって来るんですから。
しかし、これも正解ではありません。
では、どこで生まれた食べ物かというと、文化の源・中国です。
ソーセージばかりでなく、ハムやドイツソーセージのつけ合わせには欠かせないザワ―クラウト(キャベツの酢漬け)も中国生まれです。
むかし、中国、蒙古の人々は羊を放牧し、豚肉をよく好みました。
今でもモンゴルには遊牧民が多くいますが、2000年以上前のそうした放牧生活には保存食が
欠かせなかったことでしょう。
長い遊牧生活の食料をまかなうため、羊の腸に豚肉や羊肉、血液などを詰める方法を開発したと考えられています。
たぶん、テントの中につるして干していたソーセージに、焚き火の煙がかかって、うまい具合にくん煙ソーセージが出来
上がったのでしょう。また、ハムも同様に作られたと考えられます。先人の知恵とはすごいものですね。
中国では現在でもソーセージ作りがさかんで、様々な腸詰が屋台の軒先を賑しています。
やがて、ソーセージという食べ物はシルクロードを通ってヨーロッパへ向かいます。
ドイツには、1170年頃、神聖ローマ帝国の古都レーゲンスブルグ市に伝わったという説が一般的です。
なぜかというと、レーゲンスブルグには、現在でも創業800年以上というソーセージ屋「ヴルストキュッヘ」が営業しているからです。
やがてソーセージは十字軍の敗退とともにヨーロッパ全土に広がったといわれています。今ではスイス、フランスなど各地に名物
ソーセージがあり、人々を魅了しています。
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| ソーセージの語源 |
「ソーセージという言葉はどうやってできたんでしょうか?」
この質問に答えられる人は多分学者さんでしょう。
ただし、「いろいろな説があって、どれももっともらしい。」というのがホントのところです。
その一部をご紹介します。
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ソーセージという言葉は英語です。ドイツ語ではヴルスト、フランス語ではソーシッソ、イタリア語ではサルシチアと言います。
ちなみに日本でウインナーとかフランクフルトとかいうのはソーセージの種類であって、ソーセージを意味する言葉では
ありません。一般に細いのがウインナーで太いのがフランクフルトだと思っている方も多いようですが、フランクフルトは
ドイツの地名です。また、ウインナーはウイーンのソーセージという説と、ウインナーさんが作ったという説があります。
さて、本題ですが、ドイツ語の豚「Sauザウ」とスパイスの「Sageセージ」がくっついて「Sausage」
という言葉ができたという説と、ラテン語で塩漬けを意味する「Salsusサルサス」が変化したものという説などがあります。
しかし、どの説も確かなわけではありません。
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いかがでしたか?あんまり役に立たない豆知識ですが、美味しいソーセージを食べながら、ビールやワインで
楽しいひと時を過ごすとき、ちょっとこんな話をしながら、ずっとむかしの人たちに思いを馳せてみるのも一興ではないでしょうか?
それから、カセローレではこうした歴史も鑑みて日々ソーセージ造りにはげんでいることもお忘れなく。
2004.07UP